デスクにいるのが好きになる!BenQ「ScreenBar Pro」を使ってみた

2024年8月11日

〈PR〉この記事はBenQからモニタ上に取り付けるタイプの照明器具「ScreenBar Pro」をご提供いただき、1週間ほど一緒に生活してよかった点やいまいちだった点を、フリーランス在宅イラストレーター視点でレビューする記事です。

こんにちは!在宅ストックイラストレーターのとよとよ です。

デザイナー・イラストレーター職ならご存じBenQ。僕は高級ディスプレイを思い浮かべました。そんなBenQから2024年5月に発売されている新型モニターライト「ScreenBar Pro」。今回製品をご提供という形で、使った感想をレビューする機会をいただきましたので好き勝手書いていこうと思います!

では早速、BenQ 「ScreenBar Pro」をだいたい1週間一緒に生活してみての感想を書いていきます。

BenQ「ScreenBar Pro」とは

一言でいうと、モニターの上部に取り付ける横長形態のデスクライトです。
とても多機能なので全部知りたいよという人は、楽天で情報の嵐にもまれてきてください。

Amazon:BenQ ScreenBar Pro モニターライト

同社製品の比較や細かい機能紹介は公式さんにおまかせしたほうが早いのでリンク置いておきます。

BenQ「ScreenBar Pro」公式ページ
https://www.benq.com/ja-jp/lighting/monitor-light/screenbar-pro.html

 

届きました!わーい!

同梱されているもの

  • ScreenBar Pro本体(Black)
    電源コードは本体部分と繋がっているUSB Type-C
  • 電源タップ(差込口1つ)

ほか説明書と保証書。ミニマリズム!しっかりとした段ボールケースで届きました。

 

デティール

表面に細かいシボ感があり、マットな光沢で大人っぽい。材質はポリカーボネートらしいです。カラバリはブラックとシルバーがあって、こちらはブラック。

ライト内側、人感センサー、クランプ部。表に出ない部分のつくりも丁寧な印象。

 

工具なしで簡単に設置できた

設置するモニターは「LG モニター ディスプレイ 27 UP650-W 27インチ/4K」。
モニターを上から見るとこんなふうに背面が湾曲しています。いけるかな・・・?

無事取り付けできた!

 

クランプでモニタを挟む構造で、工具なし手間なしで簡単

クランプは強すぎず弱すぎず、重量も意外と軽く扱いやすい。

 

グラグラ揺らしてホールド強度をたしかめる様子

「バンバンバンッ」すみません😂 強度テスト失礼しました。
センターのクランプ部分は負荷を加えてもズレることはなく安定感があります。バーの左右端はさわるだけでかたむくので、職場にゃんこ😺がいるかたはご注意を。

 

他のモニター・ディスプレイにもつけてみる

薄いタイプはどうかな・・・?だいたい幅7mm。

取り付けできた!落ちそうと思いきや見た目に反してホールド力があります。不思議。公式情報をよく読むと、クランプの構造はBenQで特許をとっているそう。

imac27インチにも取り付け可能でした。表面に引っ掛けるクランプ幅が浅く作られているため、webカメラ部分をふさがないのが地味に嬉しい。設置部の緩衝材が柔らかく、モニターを傷つけない材質になっています。

 

デスク周りがかっこよくなった!

うおー!いいじゃん。まだ生活感ありますけど当社比最高の出来!
仕事モードは、室内照明+ ScreenBar Pro(昼白色)で。

深夜作業することが多いのですが、室内照明+ScreenBar Proをつけてからデスク周りが明るくなり、目が冴えて集中力が高まった気がします。

リラックスする時は、室内照明消灯+ ScreenBar Pro(電球色)休憩する時には色温度を暖色にしてから背もたれに寄りかかります。良い雰囲気・・・。

本体のデザイン。テカテカしない落ち着いた光沢の質感が良いですね。主張おさえめのアイコンも嬉しい。

 

照明の色温度と照度の切り替えの様子。 静電容量方式なので軽くタッチでOK。

 

1週間使ってみて気付いた点あれこれ

1週間ほど使用してみての感想です。

眩しくない!モニター画面にも光が映り込まない!

一番感動した点です。左画像は僕の目線の高さで、右画像が下からあおる角度での視点です。このように光の角度が調整されていて、作業者の目とモニタ画面には光が当たらず、手元のみを照らす構造になっているのです!実は正直、BenQさんからレビューのお話をいただいた時に「デスクのライトって光が目に直接入って眩しいし、画面も白くなって見づらいだろ〜。かっこいいだけでしょ。必要かなー?」と疑っていました笑。

 

ScreenBar Proを設置する前は・・・

これまで事務作業は普通のデスクライトをこんな感じでつけていました〜。どうやっても電球の剥き出し部分が見えていて眩しかったんですよね・・・

あと〜貧乏くさいんですけど、PCでイラレ新規ファイル作って全画面モードで白い画面表示させて照明代わりにしてました笑。みなさんもやってますよね?

 

人感センサーで自動点灯&自動消灯

真っ暗な中でもセンサーが反応して点灯してくれます。センサーの感知がないと5分間で自動的に消灯。

自動ってなんというか妙に嬉しいです。
小さい頃 お医者をなさっている友達の家に遊びに行った時も自動だったんですよね。便座フタのオート開閉。自動は豊かさ。

 

【気になった点】MacStudioのUSB Type-Cでは電力供給しきれない?

最初Mac StudioのUSB-Cポートにつないで使用したのですが、照度や色温度を調整できなくて(できる時もある)安定しなかったので、付属のアダプタにつないでコンセントに挿したら動作が安定しました。もしPC給電できたら嬉しいなーくらいだったので、そこまでがっかりという評価ではないです。

公式にある注釈:「※製品が正常に動作するために、電圧が5V、最低1A以上の電流を供給できる電源を使用してください。」これが関係してそうです。

 

【気になった点】長時間使っていると熱くなる

6時間くらい通しで光量MAXでつけていると、ハイパワーなこともあってバーの黒い面が火傷するほどではないですが結構熱くなります。まあ他商品でもあることだし、熱くなっているといっても故障しているわけではないです。逆に行き届いていない製品は危険な熱さになるとも考えられます。

 

値段がお高い!が・・・堂々と経費にできる

ネット通販で「モニターライト」と検索するとScreenBar Proは競合製品の2〜3倍の価格なんです。購入するのに勇気がいる価格。しかし!フリーランスの方は業務に使用する物品は経費として計上できます。「消耗品費」または「事務用品費」の勘定科目で記帳するのが一般的です。

 

低価格商品との差は何か?

BenQ製品は高価格帯の部類ですが、価格が半分以下の競合商品もあります。LED照明器の価格差をここまで大きくできるのって何故だろうと思い調べたところ、こちらのブログで知りたいことが書いてありました。

同じLED電球なのに300円と15,000円? 分解してわかった価格差の”裏側”
パーソルクロステクノロジー
https://staff.persol-xtech.co.jp/i-engineer/product/leddisassembly

まとめると・・・

  • 部品:LEDチップやコンデンサなどの種類や品質の当たり外れがある。
  • 設計:放熱設計の工夫や、回路設計の複雑さによって寿命や性能が変わる。
  • 製造工程:自動化された生産ラインと手作業による組み立ての差。
  • 安全性:過電流保護回路や耐熱性が高い材料など、安全性を高めるための工夫の有無。

これらの要素が組み合わさって、最終的な製品の価格が決まるそうです。低価格品に故障レビューが多いのは必然納得できます。(※以上は一般的なLED照明においてであり、ScreenBar Proに全て該当する訳ではありません。)

 

長時間使うなら目に良いものを

ScreenBar Proの商品ページに「アイケアの先駆者 あなたの目を一番大事にする」とキャッチコピーがありました。僕らイラストデザインが仕事の人間は、目が命なので照明の質に投資するのは賛成です。
「目の疲労を軽減して作業効率を〜」のようなことも頷けるんですが、70,80歳と年齢が上がっても変わらず描いたり作ったり出来るよう、未来の自分が喜ぶ環境にしてあげたいです。

 

リセールバリューが高い

(BenQさんに怒られるかも)もし購入してから違うな〜と思ってもメルカリやネットフリマでそれほど値崩れせず取引されています。BenQはブランド力があるのでそれほど値下がりはしていません。高品質のプロダクトを作り続けてきた信頼とブランド構築のたまものですよね。僕も広告業の片隅にいる身として賛美しかないです。

※ただしネットフリマで買うと保証が受けられないので、必ず正規店から買いましょう!
amazon楽天は正規店です。

 

最後に

照明器具として高品質だし、プロダクトがかっこいいので所有欲がだいぶ満たされました。座るたびに気分があがる環境になってストックイラスト制作も勢いに乗りそうです。

思いつきなんですけどプレゼントにも良いんじゃないですかね。モニタライト設置してる人って周りにそんなにいないし、もしすでに持っていたとしても界隈で最高峰グレードなのでもらって嬉しいと思います。父の日 母の日や、PCを使っているお子さんお孫さんへの贈り物にも嬉しいかなと。

以上BenQ「ScreenBar Pro」を使ってみての感想でした!

 

Amazon:BenQ ScreenBar Pro モニターライト

BenQ「ScreenBar Pro」公式ページ
https://www.benq.com/ja-jp/lighting/monitor-light/screenbar-pro.html

 

おまけのイラスト。アイコン部分拡大。

トップサムネのトリミング前。